会社員Kのお勉強部屋

本の内容をメモしたり勉強記録をつけたり、思ったことを書くブログ

当たり前だけど振り返りって超大事

「入社2年目の教科書」第一章 神成長
まず、ここで書かれていたことの中で自分がグッと来た内容をまとめるとこんな感じ。

 

  • 実行して失敗したままではただのマゾであり、残業自体に満足するエセ努力家になってしまう。自分が実行したことに対して自問自答や点数を付けをしながら振り返り、改善へつなげる教訓を得るのが大事。振り返っただけで満足するのもNGで、得た教訓を次へ早く生かすべし。
  • 振り返るときは、メタ認知して言語化する。人のこと言えないような指摘をしてくる人は、浅い振り返りしかしてこなかった人。自分を客観視して深く振り返ることが大切。
  • 自分の「イタいところ」をついてくる人はありがたいと思おう。周囲からの指摘に対して反発したくなるということは、その指摘が核心をついているということ。素直に受け止めて振り返りの材料にしよう。

自分にとってイタいところを突かれるのは核心をついている証拠なので振り返りのきっかけとなる、という考え方はなるほどな~と思いました。私も、仕事で社内プレゼンをする機会があったのですが、プレゼン資料のフィードバックを上司から受けた際に、反発しちゃったことありましたね~。「ここはこういう意図でこういった表現にしているんです」と理由を言って反発したりしましたが、「あなたの意図はそうなのかもしれないけど、他の人から見るとそうは見えないよ」と指摘を頂いたりしました。入社一年目のときは素直に受け入れていた指摘でも、入社二年目になると、ちょっと経験値が上がったからといって上司からの指摘も反発したくなるんでしょうね。自分が納得できる指摘は、一度素直になって初心を忘れずに受け取めて改善する心を持つようにします。

 

次に、上記内容をもとに、実際に仕事での成功体験(?)について、書ける範囲で振り返ってみます!

私の会社では入社後2年間はOJT期間ということで、自分が自己成長するための行動計画を立ててPDCAを二年間で回していくという取り組みがあります。①入社後すぐの行動計画発表、②二年目中間報告、③三年目最終成果報告の三回にわたり、プレゼン機会が設けられています。

私は、プレゼンが大の苦手です。練習したとしてもめちゃくちゃぐだります。アドリブも大の苦手で、とにかく人前で何かを発表するのが本当に苦手なのです。大学時代はカンペをがっちり作ってそのまま読んでいました。カンペを覚えようとしても、無理なのです。カンペで話すことを覚えて練習し、カンペなしで挑んでも、緊張でそのスライドで話す内容がすぐに飛んで行ってしまうのです。そして、言葉にならず、無言になってしまい、さらに焦り、もうグダグダのクソプレゼンになってしまうことばかりでした。カンペを作って覚えようとしてもうまく伝えられないから、それなら、伝わるように用意したカンペをちゃんと読んだ方がグダらないし、見ている人にも伝わりやすいやん?と思ってがっつりだらだらとカンペを読んでプレゼンを乗り切ってきた人間でした。

大学の頃はそれでもよかったかもしれない。でも、社会人になってからはそうはいかない。カンペ見ながらプレゼンする人なんて誰もいないよ、さあどうしよう??

今まで、①入社後すぐの計画発表のプレゼンと、②中間報告プレゼンを乗り切ってきました。①も②も、カンペを見ずに、他の人と同じように堂々と話すことができました。
この経験は、自分の中ではわりと大きな成功体験なのですが、なんで成功したのか、深く振り返ることはなかったので、この機会に振り返ります。もちろん、改善点も振り返ります。

成功要因① カンペを見ないプレゼン練習を腐るほどした。

プレゼン一週間前は、業務時間に毎日上司を呼びつけてプレゼン練習のフィードバックをもらい、家でも自分の声を録音しながら練習を重ねました。とにかく数をこなして、カンペの内容が自分の口から自然に出てくるようにしました。

成功要因② プレゼンのうまい上司に、もし上司がこのスライドを説明するなら、を実演してもらい、それをそっくりそのまま真似た。

以前は、スライドの内容をすべて読んで説明し、大幅に制限時間を超えたグダグダプレゼンをしていました。「スライドの内容を全部読んじゃだめ。スライドに書いてあることは聴き手が勝手に読んでくれるから、話者は重要なポイントだけさらって説明して、他は飛ばしていって大丈夫」だとアドバイスを頂きました。さらに、「もし私がこのあなたのスライドを説明するならこう説明するよ」といって、実際に要点だけ話す様子を実演して頂いたのです。それをそっくりそのまま真似たら、時間内に収まり、さらに要点だけ伝えられるプレゼンとなりました。自分が作成したスライドの説明方法の正解を知って実践する。この方法、プレゼンが苦手な方にとてもおすすめです。

成功要因③ 上司へスライド内容のフィードバックを何度も頼んで、指摘がないくらいスライド内容のクォリティーを上げ続けた。

スライドを修正⇒上司へ改善点求める、のサイクルを高速で回して、指摘がなくなるくらい何度も上司に資料レビューをしてもらったこともうまくいった要因だと思います。上司が忙しくてなかなか対面でレビューしてもらえないよって時は、メールで資料を送り付けてレビューを依頼しました。忙しいはずなのに、一日ですぐにレビューを返してくれる優しい上司に恵まれたのも成功要因です。

 

成功要因は上記3点。次に、改善点をまとめます。

 

改善点① 文字の情報量が多すぎた。

だらだらと説明してしまう私の悪い癖が発表資料にも出てしまい、文字の情報量が多くて圧迫感のあるスライドとなってしまいました。(当ブログでもだらだら書く癖が出てますね笑。人のためではなく自分の記録ために、自己満足で書いているブログなので自分の好きなように書かせてください。。。m(__)m)そのため、制限時間も超えてしまう、ボリューミーな内容となり、ミニマリストなのに余白がないスライドとなったのは反省しています。他の人のスライドで、余白があって言いたいこともまとまったスライドがあったので、来年は他の人の良いところもどんどんパクっていきます。

改善点② 詰めが甘い想定問答となってしまった。

発表後の質疑応答で、想定外の質問が来てしまい、すらすらとした回答ができなかったのは失敗でした。アドリブが大の苦手な私。想定問答もしっかり考えるべきだったのに、発表練習ばかりしてしまい、想定問答の深堀りをサボりました。想定問答を、1スライドに1つは作っておいたら、余裕を持って回答できたかなあと今になって反省しています。

 

来年ある最終成果報告では、成功要因を活かし、さらに改善点も考慮して、よりパワーアップしたプレゼンができたらいいなと思います。

 

 

以上、本の内容を実践してみました。