会社員Kのお勉強部屋

本の内容をメモしたり勉強記録をつけたり、思ったことを書くブログ

億を稼ぐ人の考え方

「億を稼ぐ人の考え方」という本を読んで、考えたことを記録します。

 

0.現状を直視しよう

簡単に言うと給料は、「あなたが明日も同じように働けるために必要なお金」です。難しく言うと、「あなたの労働力の再生産コスト」です。 

~中略~
つまり、稼ぐ手段として給料だけに頼っていては、豊かになれるわけがないのです。

 ん?私は会社員になって給料をもらえるようになってから、確実に懐は豊かになっているし、給料日前にお金がないと嘆くこともないし、貯金も少しづつ増えている。ミニマリストになり、普通の人より生活コストを下げているからである。私が最低限生きていくのに必要なお金は12万なので、月に12万確保できれば、手取り19万だったとしても7万は貯金できるんだ~~えっへん( ・´ー・`)ドヤ

と、強がってみた。正常性バイアスを働かせながら読み進めていくと。。。。

しかし、給料が上がると必ず支出も増えます。支出は収入に比例して増えていくのです。

うーむ、確かに、ボーナスが入ってからAirPodsProを買ったり、脱毛にまた投資したりしているなあ。収入が増えて、生活レベルを上げようとしているのは事実だ。。。

 

そして、さらに読み進めていくと、日本のお金の現実を突きつけられる。

 ・あなたの給料は労働の再生産コストであり、膨大な税金を取られたあとの残りカス
・日本経済は危機的状況であり、国は手段を選ばずにあなたから税金を取ろうとしている
・人口減少、少子高齢化が進む日本では、「下流老人」「老後倒産」もあり得る

  うわあ、確かに、前よりも税金が取られるようになった。国は現役で働く会社員から確実に税金を吸い上げるというのは、身をもって実感している。会社員としてのみ働くのは、ある程度の給料はもらえるかもしれないが、お金の価値も時間とともに下がっていくし、国に多くの税金を取られ続けるので、自分も下流老人に十分なり得る、と不安を煽られた。

じゃあどうすればそのような不安から脱却して、余裕を持った暮らしができるのか?を次から紹介してくれている。

 

1.億を稼ぐ人の「常識」

アドバイスは、理想の結果を出している人からのみ聞け 

 これは、その通りだなあと思った。自分が理想とする人の考え方やアドバイスをそのまま徹底的にパクれば、自分もその人みたいになれる。ただ、微妙な人からの一方的なアドバイスでも、適当に聞き流しつつも、自分がいいなと思ったり納得したことは、柔軟に取り入れてもいいのでは?と思った。

貯金なんてするな

~中略~
当然、10年物の定期預金を組むなんていうのは愚の骨頂と言えるかもしれません。 

 まさに愚の骨頂を体現しようとしていたのはこの私です(^▽^)/
100万円のファッキューマネーを定期預金にして簡単に引き出せないようにしようと考えていた。政府も推奨しているように、この本でも、貯金じゃなくて投資をしていくべきだと主張されている。どうせお金を持つなら投資でどんどんお金を増やそうとのことだ。私も、楽天証券での投資を検討している。

2.億を稼ぐ人の「働き方」

 あなたの時給はいくらですか?
~中略~
給料が出なくても、いまの仕事ができますか?

 自分の今の時給を、ガチで計算してみた。
一日の仕事のための拘束時間、つまり、就業時間以外の、家を出てから帰るまでの時間も含めて計算する。
まず、就業時間は平均9h、通勤時間往復1h、朝の準備で1hとすると、
一日に、11hが仕事のための時間+バッファとして1hも追加。一か月の稼働日を23日、手取り20万とすると、
20万/(23日×12h)=724円
ひえええええ(;'∀')学生時代のバイト代よりも低い時給(笑)

引用の最後の文にも、正直、素直にYesとは答えられない。

逆に会社員をしながらも、自分のビジネスを持ち、会社員以外の収入を持ったうえで、「会社員以外の収入源があるから、いまの会社に勤めなくても生きていけるけど、いまの仕事が好きだからやってるんだよね」と言えたら、本当に仕事が好きで、やりがいを持ってやっているといえるでしょう。

それな!これが私の理想状態。今の状態でも満足しているけど、こんな状態が理想だ。

あなたもまずは、人生で登りたい山、目的地を決め、案内人であるメンターを決め、登り始めたら山頂までは一貫性を持って登り続けることをおすすめします。

まずは自分の力で何万稼ぐ、といった目標を掲げて、脇道に逸れずにやると決めたことに集中⇒目標に到達、を繰り返していくのがよいとのこと。

 

この後、有名な4つのクワドラントの話が来る。時給でお金を稼ぐ「従業員」自分自身を雇う「自営業」仕組みからお金を得る「ビジネスオーナー」お金に働いてもらう「投資家」。億を稼ぐ人になるには、まず「ビジネスオーナー」を目指せ、とのこと。

私は、「サラリーマンを辞めるべきだ」とは言っていません。サラリーマンをしながら、将来のためにビジネスオーナーに向けて動いてほしいのです。

3.億を稼ぐ人の「考え方」

「私はいまパイプラインを建設しようとしているのか、それともバケツで水を運ぼうとしているのか?」「私は懸命に働いているのか、それとも賢明に働いているのか?」この質問に答えることで軌道修正を続け、最終的に経済的自由を得ることができました。

一時の努力が後で莫大な成果となって返ってくるような、そんな努力が大切だと説いている。

カンニングしまくって、真似しまくって、パクりまくれ!
~中略~
世の中には、真似してうまくいっているもののほうが断然多いということです。人生はカンニングOK、真似してもいいテストなのです。 

 いわゆる「TTP」つまり「徹底的にパクれ」というものだ。就活塾の人にもこれは言われたことがある。うまくいっているものを徹底的にパクれば、ある程度までは到達するのである。

とにかく、あなたが満足いく成果を出すまでは、1人のメンターにとことんついていき、パクリまくりましょう。 

 自分が理想とする結果をすでに出しているメンターを見つけて、その人のすべてをパクることが大切。この人みたいになりたい、と思ったら、いいところを取るだけではなく、全部取るべきだという。私は、自分が納得できないことは取り入れたくないため、この考え方はなるほど~と思った。

本当は自分にとって耳を塞ぎたい内容こそが、あなたの突破ポイントです。そのアドバイスは宝物なのに、すり抜けてしまうのです。 

 メンターに言われたアドバイスは、たとえ自分が納得できなくとも、受け入れて素直に従うべきなんだと学んだ。

E・Sは「お金をもらう」→「使う」→「なくなる」
B・Iは「お金を出す」→「増やす」→「使う」

少ない投資で大きな成果が得られるわけがないと。大きな投資をするから大きな成果が手に入れられるんだと、私も大東めぐみさん(私が尊敬する女性起業家)のVoicyで聞いたことがある。

少し話は変わり、成功するためには、「Be(あり方)、Do(やり方)、Have(成果)」のどれを優先するのがいいのかについて。

成功の85パーセントは「Attitude」、つまり心構え・姿勢で決まるのです。 

 自分の理想の在り方が大切だということ。これは、シンガポールインターンの主催者も、大東めぐみさんのVoicyでも言っていたので、やっぱり真実なんだな~と思った。

 「~中略~自由になりたいのであれば、好きにやるのではなく、やるべきことをやる必要がある。やりたくないこともやる必要がある。ある意味で、不自由を選択する必要があるということだよ」

 理想状態になるためには、やりたいことだけやっていてはだめで、やりたくないけどやるべきこともやる必要がある。
まずは理想の在り方を整えて、その在り方に従ってやるべきことをやっていけば、理想状態に近づく。逆に、在り方が「自分だけが得したい」とか、「楽して儲けたい」とか、在り方がクソだとクソな結果にしかならないんだなと思った。

次に、コミュニティの大切さについて。

コミュニティの仲間に使ったお金は、「自分の財布から消えるのではなく、相手の財布に移動する」と考えているそうです。財布から、貯金箱や銀行口座にお金を移すのと同じ感覚なのです。

 なるほど、素敵な考え方だな~と思った。頑張っている人たちや、存続してほしいお店にどんどんお金を回していきたい。

4.億を稼げる人の「お金」

たとえ1円玉だったとしても、拾って、お金を助けてあげれば、お金がお礼をしに自分に集まってくる、という話があった。たとえ1円玉でも、甘く見ずに価値を見出せ、ちりつもじゃああということだった。私はクソ真面目に、お金拾ったんならたとえ1円玉でも自分のものにするんじゃなくて警察に届けろやと思ってしまいました。はい、綺麗事です。(それでもある意味お金を助けている?)

はい、ここからは、グッときた引用のオンパレード。
この著者のメンターさんの名言がたくさん!付箋をたくさん貼った。

私は、メンターにこう教わりました。「お金は人間と同じだよ~中略~自分のことをいいことに使ってくれる人のもとには、集まりたくなる。」

自己投資の大切さを説いている。ノーリスクハイリターンの投資は自己投資であり、成功者は、生きていくためのお金以外のすべてを自己投資に使っているとのこと。著者も、給料の15万を自己投資に使っていたようだ。すごすぎる。。とても私にはできない。できて5000円だ、、毎月少しずつでも自己投資の比率を上げようと思った。

「ビジネス書を読みまくって、勉強会などに参加行きまくるんだ。自分の頭の中身に投資したものは誰にも奪えないから。自分にお金を使っているからノーリスクだよ。そして将来、絶対にハイリターンになるから」
~中略~「貧乏はいまのうちしかできないから、それを楽しみなさい。あとになって絶対それがネタになるし、中野君に続く後輩たちの励みになるから」と言われました。自分に伸びしろがあると思えるなら、リスクを取れる範囲で積極的に自己投資したほうがいいと思います。「毎月給料が入ってくるんだから、この額なら自分に投資しても大丈夫」という学を使い、自己投資し続けるのです。すぐにうまくいかなくても、絶対に成長があります。

モチベが上がる言葉をありがとうございます。このことを学んで、本には惜しみなく投資するようになった。この著者は、1冊の読書で月収1万円上がったというΣ(・ω・ノ)ノ!
また、貧乏時代でさえも楽しもうという考え方も素敵。

もしあなたが何冊かビジネス書を読んで、「最初から最後まで新鮮な内容だ」と感じたら、「自分の読書量はまだまだ足りない」 と思った方がいいかもしれません。

 いろいろ本を読んで、聞いたことがある内容ばっかだなと思えるレベルまで多読すれば、その学びが本質的に自分の血肉になった証拠だという。私はこの本を読んで、新しい考え方ばかり学んだので、まだまだ読書量が足りない。でも、たまに聞いたことがある内容もあったりしたので、一部は自分の血肉になりつつあるのかも。

次に、億万長者の優先順位の付け方について。

「いま、この瞬間」の優先順位が大事なのです。忙しいときこそ本質が出ます。「いま」の連続が人生なのですから。 

 日頃時間を割いていることが、未来の自分を作っている。お金の優先順位も同じで、出したお金が後から大きくなって返ってくる可能性があるものへどんどん投資していけば、未来の自分のためになる。私は、本と健康、時間の自由に投資しているつもりだ。

5.億を稼ぐ人の「生き方」

最後の章。ここでも名言連発なので、自分の身にしみこませようと思う。

「一般の人たち=多数派」から否定されないような行動ばかりしていても、人生をよりよい方向に変えることはできないということです。 
~中略~
ドリームキラーはあなたに助言をしているつもりで、夢や目標を否定してきます。しかし、その助言は、無意識のうちに起こる「自分より幸せになることが許せない」という心理が起こさせているせいかもしれないのです。

 凡人から否定されても、絶対に諦めずに、成功するまで行動しよう。

成功はあなたから逃げることはありません。あなたが逃げることはあっても----------。成功は何回でも待ってくれるのです。

 この考え方も素敵だ。。。!すべては自分次第。
私は自分の能力を上げるために、情報系の試験に挑戦しようと思っているので、試験勉強から逃げそうになったときはこの言葉を思い出そう。

次に、成功者の常識をインストールしよう、とのことで、成功者の常識が箇条書きでざっと書かれている。半分くらい「周りの成功していない雑魚が言っていることなんか鵜呑みにするな」ということを言っている。。苦笑
それ以外で、自分がグッときた成功者の常識は以下。

・一緒にいる人を変えろ
・ドタキャンは絶対に避けるべき。ドタ参は大歓迎
・会社の看板なしで勝負できるようになれ
・手に職をつけるだけでは幸せにならない

また、自分の人生をよくするための情報は、ネットやYouTubeで無料で取れるような情報より、本やセミナー、成功者からの直接のお話など、お金を払って手に入れる情報なのであるとのこと。これは、鴨頭さんも言っていたなあ。

「してあげたことは、忘却の彼方へ。受けた恩は、鉄の金庫にしまって鍵を何重にもかけるんだ」 

 これも素敵な考え方。師匠と弟子の関係だとしても、ずっとTakeされっぱなしではなく、絶対に自分もGiveして義理人情を貫こう。自分の成功ばかり追い求めるのではなく、人間としてきれいに生きていきたい。自分には相手に何をGiveできるのかを常に考えていこう。

次に、人生はRPGだという考え方。よく聞く思考法だけど、さらに深掘って解説してくれている。

ゲームの三大構成要素は、

(1)目的
(2)ルール
(3)敵

です。 

 この三大要素を自分の人生に当てはめて考え、困難にぶち当たったときも、敵とどう戦って、どう味方につけるかを考えるとよいとのこと。さらに、ルールについては

RPGでは勝たなければ経験値はもらえませんが、人生の場合、勝っても負けても敵と闘いさえすれば経験値がもらえるのです。つまり目の前の敵、障害と闘わないと損なのです。 

 だからどんどん敵と闘って、成長していこう、ってこと。めっちゃ腑に落ちる考え方だ!この考え方を大事にしていきたい。

長くなったがこれで最後。
あと2つの考え方があるが、すべて聞いたことがある言葉で、忘れかけていた考え方だ。要約して箇条書きにする。

 

・誰でもできることを誰よりも愚直にやることが成功への近道。学ぶこと、成長することを自分の当たり前の習慣にしてしまえばこっちのもの。

・自分との約束を守ること。自分に自信をつけたかったら、自分との約束を守ることが大事って聞いたことある。この本でも、自分への信頼=自信と定義している。

 

 

 

終わりです。つかれた(;'∀')

結構、すでに知っている考え方もあった。
が、知っているのに自分は実践できていないな、ということもわかった。
頑張りたいのに、自分に言い訳してなかなか頑張れないな、という時に、これらの考え方を思い出したいと思う。

この本に出会えてよかったです。